免疫は調節しながら働くことが大事です。
免疫が働かないと軽い感染症でも重症に陥り、発生したがん細胞も取り除けないことになります。
免疫はしっかり働く必要があります。
しかし、
「免疫は強く働けば良いわけではない」
のです。
免疫が強く働きすぎると、
反応しなくて良い物(花粉や食べ物)にまで過剰に反応したり、
自分の正常な細胞まで排除しようと働いてしまいます。
アレルギーや自己免疫疾患がこれにあたります。
疫反応を
・いつ始めるか
・どの程度の強さで働くか
・いつ止めるか
が健康に大きな影響を与えます。
免疫の調節機能が低下している現代人
現代人は免疫の調節機能がとても低下しています。
現代病のほとんどは免疫の調節障害と考えられます。
多くは免疫の暴走です。
・アレルギー
・自己免疫疾患
・がん
・うつ
・発達障害など
がこれに当てはまります。
なぜ現代人は免疫の調節機能が低い?
現代人の免疫の調節機能が低い理由は
・清潔になりすぎた生活習慣
・食生活
・ストレスの多い生活
が影響しています。
なぜ、清潔になりすぎたり食生活が変化するとなぜ免疫の調節機能が低くなるのでしょうか?
人は菌やウイルスと共存している
人という存在は単独で生きているわけではありません。
人は腸内細菌などの常在菌や常在ウイルスと共存している生態系なのです。
免疫として働くのは人自身の細胞ですが、免疫の調節機能は腸内細菌によるところが大きいのです。
菌やウイルスは異物ですが、共存することで自己と同じように認識され排除されません。
常在菌や常在ウイルスは身の回りの微生物を取り込むことによって存在しています。
人の免疫系は常に、自分と周辺にどんな微生物がいるのかを確認しています。
共存するべき微生物は体内に取り込み、共存できないものは排除しています。
免疫の調節機能は訓練しだい
免疫が適切に働くには常に微生物とやり取りする必要があります。
どこから排除するのか?
どの程度働いてもらうのか?
を調節できるようになるには、
微生物とのやり取りによる訓練が必要なのです。
つまり、適度に微生物と触れ合い、腸内細菌などの常在菌を整えることが免疫調節の肝にななります。
身の回りの微生物を排除しすぎると、腸内細菌の状態が悪くなってしまいます。
手洗いの時の消毒や除菌対策の徹底は常在菌にとってはダメージになっているのです。
清潔一辺倒でなく、視点を変えて対策する必要がありそうです。
ストレスを減らすことや
腸内環境を整えるために食生活を見直すことも重要です。
※参考にしてください
感染対策は除菌や換気だけではありません
このブログを書いているのが2022年8月3日です。
新型コロナウイルス感染症が流行しだして2年半以上が過ぎています。
2020年時点ではこんなに長く終息しないものとは思いもしませんでした。
期間の長さ故、良かれと思ってやってきた感染対策も実は逆効果になっているかもしれません。
第7波が猛威を振るっている現在にいおいては、手指の消毒や丁寧な手洗いを必要とする場面が多々あります。
除菌や消毒は有効な感染対策であると同時に、免疫の調節機能にとってはマイナスの側面を持っていることも考えながら状況や体調に合わせて対策する必要がありそうです。
健康な身体づくりも大事な感染対策です
クラスターが発生したときに発症する人もいれば、そうでない人もいます。
外部的要因だけでなく、その人の健康状態も影響しています。
感染対策とは
除菌消毒
換気
三密を避ける
など自分の身体にウイルスを寄せ付けない事に注意を向けがちですが、
自分の身体を健康に保つこも大事な感染対策です。
自律神経を整えることで免疫の調節機能を高めます
何をしてよいかわからない時は、自律神経を整えることに注意を向けてください。
ストレスや疲れで身体が緊張したままでは、体液の流れや腸の働きが悪くなり自律神経や免疫の調節機能に悪い影響を及ぼします。
自律神経を整え、身体の内なる健康を引き出すことが免疫の調節機能を高めていくことになります。
適度な運動をする
生活習慣を見直す
ストレスをなくす
身体の緊張をとる
お風呂に首までゆっくり浸かる
働きすぎない
睡眠をしっかりとる
食生活を見直す など
ご自身で出来ることをやってください。
体調を崩してしまってご自身では立て直しが難しいときは
自律神経を整え健康な身体づくりを目指す「博多あんしん整体院」をぜひご利用ください。
お電話ありがとうございます、
博多あんしん整体院でございます。