本日は福岡市城南区保健福祉センターにて行われた「うつ病予防講座」に参加してきました。
この講座は全3回で今回は2回目です。
講座の存在に気付いたのが一昨日であった為、2回目からの参加になりました。
「うつ病かも?と思ったら」
というテーマで
「身近な人がうつ病にかかったときの周囲の対応」について説明がありました。
つづいて、
うつ病の人の気持ちを理解する為の話の聞き方、
いわゆる傾聴について、
参加者同士で話し手と聞き手に分かれて実践してみました。
「身近な人がうつ病にかかったときの周囲の対応」についてのポイントは以下の通りです。
1.親しい人がうつ病かなと思ったら一人で抱え込まないで専門機関に相談に行く
2.うつ病を正しく理解し、うつ病の人を責めない
3.支える側の人が自分自身を責めない
4.うつ病の人が話を聞いてほしい時に聞いてあげ、受け止めてあげる
うつ病の人の支え方について、急性期(つらいとき)、回復期、再発防止期についてそれぞれ説明がありました。
私は自分自身がうつ病にかかった経験があります。
「うつの症状は良くなったり悪くなったりを繰り返しながら良くなっていく」ということを体験しています。
急性期(つらいとき)、回復期、再発防止期の判断が難しいと思っています。
ここからここまでが急性期で回復期とか線を引いたようにはなりません。
日々、うつ病の人の態度や状態をみながら支え方を判断していくしかないのです。
ここが難しいしいところだと考えています。
「基本的な対応を確認しつつ、状況を見て判断していく」そういうサポートになっていくのだと思います。
傾聴のワークでは聞き役、話役、観察役に分かれて実践しました。
実感したことは、相手の話をしっかり聞くことは相手を尊重することになる。
ということです。
私が話役の時、聞き役の方は丁寧に優しさを持って聞いてくださりました。
聞いていただいて嬉しく感じました。
まず相手を尊重する、そのうえで関心表明や反復確認のテクニックを用いるとさらに相手が話しやすくなる。
テクニックありきではない、話している人はそれを感じて信頼していくのだと思います。
どうか皆さん、意見が違って自分の考えを伝えるときも、相手を尊重する気持ちを忘れずに!
こうして2時間の講習は閉会しました。
今回の講習で感じたことは、知っている情報を改めて聞くことで同じ情報が別な意味を持ってさらに深まっていくということです。
講習の雰囲気や講師の方の声、私がうつ病の時に書物で読んだのと刺さり方が違う、新鮮な経験でした。
お電話ありがとうございます、
博多あんしん整体院でございます。